こんにちはっ。外資系バンカーのマッケイです。
ここ最近の株式の乱高下で投資に対して少し消極的になっている方もいることでしょう。
そんな気弱い系投資家に朗報です。
今こそ、ソーシャルレンディングを始めましょう!
【ソーシャルレンディングの特徴まとめ】
・「高利回り」&「複利」運用が期待できる
・価格変動がないため、置きっぱなしで運用ができる
・ポートフォリオ分散の一環になる

マッケイも実際にソーシャルレンディングに投資をしていますが、事業母体や投資先の信用リスク(倒産リスク)を除けばぶっちゃけかなり最強の運用先だと思っています。

散々他の記事には書いていますが現状では、価格リスクと為替リスクを取らずに3%以上のリターンが取れる運用商品なんてそうそうないです。
だって、米国10年物国債の金利が0.6%台とかですよ!(2020/6現在)
ついに米国債もはやわざわざ為替リスクをとって運用するような投資先ではなくなりました。
金利運用したければ、ソーシャルレンディング一択の時代なのです。
そして数多くのソーシャルレンディングの中でも、表面利回りがとても高い案件(9%とか)があり投資先も他の業者とは少し異なるのが、クラウドクレジットであります。
それではクラウドクレジットについて高利回りな理由を徹底解説していきましょう。
クラウドクレジットとは
社名:クラウドクレジット株式会社
設立年:2013年1月
投資金額:1万円〜
案件種類:主に新興国事業者への貸付
表面利回り:6%〜12%
案件数:1000件以上
運用総額:300億以上

2013年というと、ソーシャルレンディングの先駆けのようなイメージ?

そうだね。クラウドクレジットはソーシャルレンディングが大きく普及する前から設立されていて、案件数や運用総額における実績もとても良いんだ。

利回りも他の会社と比べても良さそうだし、信頼できそうだわ。

会社としても信頼感や実績面でもオススメだよ。ただ、案件が少し特徴的だからこの記事を見てしっかり学ぼう!
クラウドクレジットは2013年に設立されていて、比較的歴史の浅いソーシャルレンディングの中では老舗の部類に入ります。
それだけ会社としての信頼も高く、ボードメンバーも社長を中心に金融業界のトッププロが集結しており、日本を代表する大企業からも数多く出資を受けているとても安心感のある会社と言えます。
クラウドクレジットの案件特徴
【クラウドクレジット案件特徴まとめ】
・新興国案件が多い
・表面利回りが高い
・投資期間長め(1年〜2.5年前後)
クラウドクレジット案件の最大の特徴は、新興国事業者融資案件が多いということです。
案件を見ると
・中小企業投資
・太陽光事業者投資
・マイクロファイナンス(小口融資事業者投資)
・ベンチャー投資
・起業家応援投資
あたりが多いですね。
ローン系のファンドはソーシャルレンディングの中でも主流ですが、新興国という点がポイントです。
期間も普通は6ヶ月〜2年程度の案件が多い中、1年以下の案件はほぼなくソーシャルレンディング案件の中では比較的長めです。
また「新興国×長期」のギアリングにより表面利回りは他のソーシャルレンディングより高いと言えます。
クラウドクレジットのメリットは?
クラウドクレジットの扱う案件は、国際投資型がメインです。
ソーシャルレンディング投資は国内案件がほとんどで案件自体も似ているものが多いため、国際投資を特徴とするクラウドクレジットに投資をする意義は分散という観点から多いにありそうです。
特に新興国(場合によっては後進国)がベースになっている案件に投資をすることは、ソーシャルレンディング内でのポートフォリオ分散に多いに役立ちます。
クラウドクレジット案件が高利回りである理由

なぜこんなに表面利回りが高いのか気になるわ。

それは「新興国の小規模事業者向け」だからなんだ。国内の中小企業融資の場合は、日本国内の金利が低い分他国の同融資と比べても金利は安いほうなんだ。ただ、新興国は国自体の金利が高いことが多く、さらに回収率も先進国の日本よりも悪い傾向にあるから基本的に貸付金利も高く設定されるんだ。

上記の図を見ると、やはり一定数は元本が割れている案件もあります。
図の中では、元本と同等かそれ以下(元本割れ)の案件が全体の約10%を占めているので、約10%程度の元本割れの可能性を見込んだ運用が必要になるでしょう。
ただ、それでも新興国レンディングにおいて約9割がファンド販売時予測と同水準のリターンを見込んでいるのはしっかりと精査された案件であることの裏付けと言えます。

新興国案件は独特の商慣習や国民性があり一定の元本割れリスクは避けらない中、約9割の案件でファンド販売時と同水準のパフォーマンスを見込んでいるのはすごいことだよ。適切な案件精査と管理をすれば安定的なリターンが出せそうだね。
クラウドクレジットのデメリットは?
新興国案件には、国内案件にはない特有のリスクがあります。
新興国の中には商慣習が確立していない国も多く、日本のように律儀な国民性でも無い国も多いので、必然的に利息の支払い遅延リスクなどは国内案件と比較して高くなると言えるでしょう。
一定数の元本割れリスクも確認できますが、10%以上元本が毀損するような大きな元本割れ案件は少ないようです。
個人的な感覚値としては、10案件に分散投資して1社前後元本割れが起き、その場合の毀損額は概ね10%以内に留まるかなという印象です。(あくまで個人的な意見です。)
意外と大きい為替リスク
クラウドクレジット案件で最も大きいのが為替リスクと考えます。
国際投資は原則現地通貨でのやりとりになるため案件のほとんどに為替リスクが発生します。
特に、新興国の為替リスク(通貨の微弱性)を舐めてはいけません!
下落するときは、ジェットコースターのように為替が下落し、為替による元本割れも十分ありうるので注意です。
「案件としては成功したけれども、為替差損でほとんど利益が出なかった。」 なんてことも将来可能性としてはありえます。
クラウドクレジット投資案件のポイント
マッケイオススメ案件精査ポイント
・投資期間は2年以内の案件へ投資
・新興国通貨案件以外へ投資
・ファンドパッケージへ投資
【ファンドパッケージとは】
各案件を3〜8つ程ミックスして一つのファンドとして運用できるパッケージ型案件。貸付先企業や通貨を分散させながらまとめて運用することができ、個別の案件管理が不要とういうメリットがある。

マッケイ的には、クラウドクレジット案件は優良案件多いけれども、為替リスクが大きいと思っているよ。新興国の一つの通貨に集中投資をするのは危険で、通貨分散が可能な「ファンドパッケージ」を利用するか、あまり馴染みの無い新興国通貨案件には手を出さないことが重要だよ。
クラウドクレジットはどんな人に向いているのか
【クラウドクレジットに向いている人】
・国際分散投資がしたい
・ポートフォリオを通貨やカントリーリスクも含め分散させたい
・中長期案件に投資がしたい
・ソーシャルインパクト投資に興味がある
国際投資における「為替リスク」や「カントリーリスク」等国内案件には無いリスクがあるため、ソーシャルレンディングの中では中級者向けと言えるでしょう。
とはいうものの、通貨分散やカントリーリスクを分散できると言う意味ではある程度国内案件で運用している投資家がさらにポートフォリオを拡大させたい場合には非常に有効な投資案件になります。
しっかりと案件選別を行えば高利回りで優秀な案件が揃っているので、口座開設をする価値は十分にあるでしょう。

もしソーシャルレンディング投資が初めてなら、「クラウドバンク」が一番オススメだよ。詳しくは下の記事で確認してみよう!
