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外資系バンカーの資産ポートフォリオと損益を公開(2021/7)

2021 7/03
外資系バンカーの資産ポートフォリオと損益を公開(2021/7)

こんにちは、外資系バンカーのマッケイです。

6月はマッケイも本業で多忙を極め全く更新ができていなくてすみません!

今月はなんとか記事を書いていこうと思いますのでよろしくお願いします!

それでは、早速6月のハイライトと行きましょう。

・米国金利高値圏揉み合いから下落トレンドの中、S&P、NASDAQ共に最高値更新、リスクオンがさらに加速
・2023年2回のテーパリング議論もある中でコロナワクチンが世界的に普及。米国経済指標(失業保険申請件数、雇用統計等)軒並み市場予想を上回り、為替が2016年以来の月間3%上昇、@111円台へ
・5月の仮想通貨ショック以降、中国のマイニング規制問題もありビットコインの下落ムード漂う。


6月〜7月にかけては為替が大きくドル高へ向かったことが大きいでしょう。

USD/JPY 1M

マッケイも105円台前後でドルを仕込んでいたものがそれなりに含み益を出しているので米株の様子を見ながらSQ、FVRR、ROKUあたり改めて仕込みたいなと考えています。

ドル円が上昇した要因は米国経済の良好な経済指標によるものが大きく、特にISM製造業景況感指数は6月に鈍化したものの仕入指数が上昇し、雇用指数が今年最小を記録していることから「物価上昇」「人手不足」が表面化し、テーパリングの前倒しが警戒されるものの足元の景気回復は拡大を維持していると言えるでしょう。

マッケイも引き続きドル高トレンドは継続すると見ており、来年にかけて115円を突破するのではないかと見ています。

2013/5のバーナンキショックにおいては、当時のバーナンキー議長が量的緩和の縮小を示唆したことから日経平均も1000円以上の暴落し、ドル円はその後2015年にかけて120円を突破したこと等も記憶に新しいですが、2023年に向けて緩和縮小へのアナウンスが強くなればなるほど6年ぶりの120円突破も可能性としてはあると思っています。

直近1ヶ月をみると米国金利も落ち着いており、下落トレンド入りしておりますがこれがどこかのタイミングで反転し金利上昇局面が訪れる場合は米国グロース銘柄は再度調整局面に入ると思います。

また、実はグローバルREITも注目されていませんが伸びています。

REIT INDEX 5Y 2016-2021

すでに4月にコロナ前水準まで回復しており現在も高値圏を維持しています。

現在はコロナ前の高値と比べ10%程上値を超えておりますが、S&Pがコロナ前と比べ約30%程高い水準であることを考慮すると、リスクオンが継続している限りはREITへの投資を再考しても良いかもしれません。

マッケイのポートフォリオでは今まで株式が大きく上昇してきたことから安定的に金利を稼いでくれるソシャレンの比率が下落したため、ソシャレン比率を若干引き上げました。

とはいえ、今までクラウドバンクのみで運用をしていましたが、ソシャレンの長期投資では運営元の信用リスクが比較的大きいと考えていますので、分散という意味でCREALに新規投資を始めました。

なぜCREALに決めたかというと、

・国内不動産のポートフォリオがなかった為
・ソシャレン全体の金利が低下している中、4%-6%と安定的な金利を稼いでいる
・現状貸し倒れなし
・T-POINT連携で投資額の0.5%が上乗せされる


T-POINTは結構日常生活の中で無意識に溜まっていたりするので投資額に対しての上乗せポイントはかなりありがたいです。これだけでも預金なんかよりはるかにいいですからね。

米国債の低金利が続く中、1年満期前後のソシャレン案件であれば株価暴落に備え是非ともポートフォリオに組み入れることをお勧めします。

それでは、7月も頑張っていきましょう!!

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