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【超初心者向け】証券会社と銀行の違いってなに?資産運用では証券会社を選ぶべき理由を徹底解説。

2020 6/13
【超初心者向け】証券会社と銀行の違いってなに?資産運用では証券会社を選ぶべき理由を徹底解説。
こんにちは、外資系バンカーのマッケイです。
 
「さぁ資産運用を始めよう!」と思った方、おめでとうございます!
 
その気持ちでとりあえずあなたの資産が今後爆発的に増える数%の可能性を手にしましたwww
 
全ての原点はとにもかくにも気持ちから始まりますからね。
 
とりあえずスタートラインに立てたあなたは鳥取砂丘の砂つぶレベルですが、億り人へのチケットを手に入れたってわけです。
 
とはいうもののまだ砂つぶレベルの可能性を手にしただけですので、その可能性をさらに増やすには次の行動に移しましょう。
 
証券口座を開設しましょう!
 
わかってますか?証券会社ですよ?
 
銀行口座じゃないですよ!?
 
銀行口座で運用したらまじ草生えますよ?いきなり大草原ですよ!?
 
銀行口座で運用なんてありえない!
 
結論言ってしまいましたが、引き続きブログ読んでくださいね。
 
なんでこんなことを言うかと言うと、本当に銀行でガチ運用しようとする人めっちゃ多いんです。
 
そして、意外と銀行と証券会社の違いを知らない人多すぎるんですwww
 
ちなみに「外資系バンカーが何をゆうとんねん!」と大阪あたりから聞こえてきますが、外資系バンカーはバンカーと名乗ってますが、実際は証券マンに限りなく近いんです。(詳しくは別の記事で)
 
とにかく、まずは証券会社の口座を作らないといけません。
 
そこで、まずは銀行と証券会社の違いや証券会社間の違いをまとめます。
 
目次

銀行と証券会社の違いとは

銀行と証券会社の違いって知ってる?
マッケイ
マッケイ
ミク
ミク
えっと、銀行はお金引き出したりお金を送ったりするところで、証券会社は投資信託とか株を買うところ?
銀行でも投資信託を買えるし、NISAも運用できるよ?
マッケイ
マッケイ
ミク
ミク
株は買えないわよね?
確かにそうだね。じゃあ、つみたてNISAやる人なら別に銀行でいいんじゃない?
マッケイ
マッケイ
ミク
ミク
確かに。。
実際には投資信託を購入できる銀行は多くありますし、NISAを取り扱っている銀行も多いです。
 
さらに銀行でも「金融商品仲介」といって銀行経由で債券まで購入できる制度も大手中心にあります。(この場合は証券会社に金融商品仲介口座という口座を開くことになりますが。)
ミク
ミク
投資信託で運用しようとしている人は銀行でも問題なさそうね。
いや、実はそうじゃないんだ。今後中長期的にしっかり運用していきたい人はそれでも証券会社の方がオススメだよ。
マッケイ
マッケイ
 
まず、銀行と証券会社では取り扱える商品が違います。
 
基本的に銀行では投資信託を中心に販売をしており、最近ではラインナップもかなり拡充されています。
 
それに対して、個別株式(各企業の特定の株)は取り扱っておらず、株式の売買は証券会社の専売特許になります。
 
債券の購入も証券会社の専売特許になりますので原則銀行では買えません。
 
ちなみに最近では米ドル建て保険などが運用の一環として人気ですが、保険のラインナップは銀行の方が多いでしょう。
 
 
証券会社と銀行の取り扱い商品の違い
 
個別株式:証券会社のみ
 
ETF:証券会社のみ
 
投資信託:証券会社&銀行
 
債券:証券会社&銀行(銀行経由で証券会社へ発注)
 
保険:証券会社&銀行(銀行の方がラインナップが豊富)
 
もし、投資信託に加え、個別株・個別債券での取引も希望している、または投資の幅を今後増やしていくつもりの本格派投資家を目指すのであれば証券会社一択です。
 
とにかく手間はかけたくないけど運用は始めてみたいという、にわか投資家であれば銀行でも運用はできます。
 
銀行のオンライン取引もだいぶ発達してきましたし、無難な投資信託程度の購入程度であれば今は銀行でも特段の不便は無いです。
 
ただ、マッケイ的には、そもそもリスク資産(株や投資信託)とノンリスク資産(預金)は分けて管理すべきだと思いますし、このブログでお伝えしたい中長期的な資産運用という面では、豊富な運用商品のラインナップと運用切り替えの為の軽快なアクセシビリティが重要である為、証券会社一択だと考えます。
 
よって、ハイパフォーマンス投資家を目指す方は必ず、証券口座を開設しましょう。
 
 
証券口座を開設するメリット
 
・運用商品が豊富なため、低コスト商品を選択できる。
 
・相場状況に応じた運用商品を選択できるため、柔軟かつスピーディーな運用方針の変更が可能。
 

ネット証券とリアル証券はどちらがオススメか?

ミク
ミク
ねぇ、マッケイ。ネット証券とリアル証券であればどちらがいいの?
とにかく低コストで自分の判断で取引をしていきたいのであればネット証券がオススメだよ。逆に、ある程度コストをかけても相談しながら運用したいのであればリアル証券かな。
マッケイ
マッケイ
ここでいうネット証券とは、「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」などの店舗を持たず投資家が自身の考えでインターネットを介して取引を行うことを前提としているネット専業の証券会社です。
 
対してリアル証券は、有名な「野村證券」「大和証券」「SMBC日興証券」などの店舗を持つ証券会社です。
 
リアル証券でもメジャーなところはであればほとんどネット取引もできるようになっており、「大手の方がいいんじゃない?」と思う方もいると思います。
 
ただ、これから資産運用でしっかりと成果を残したいのであれば、メイン証券はネット専業をオススメします。
 

運用コストが違う

 
リアル証券も昨今はかなり手数料が安くなりましたが、まだまだネット証券とはかなりの差があります。
 
そして、そもそも本当に低コストな投資信託はネット証券を中心に販売されているものが多く、稀にリアル証券で販売されていても証券会社からは積極的に紹介をされない場合が多いのです。
ミク
ミク
なんでネット証券の方が低コストで運用できるの?
リアル証券のように営業員や店舗にかかる経費が少ないからだよ。リアル証券で低コスト投資信託を積極販売してしまうと全然利益が出ないし、営業員も低コスト投資信託は自分達の手数料にも繋がらないからあまりオススメしてこないんだ。
マッケイ
マッケイ
例えば、投資信託最安コスト銘柄の一つであるeMAXIS Slim シリーズの販売会社を見てみましょう。
 
 
eMAXIS Slim シリーズは三菱UFJ国際投信という会社の商品というだけあって銀行系でも購入できますが、割合としては圧倒的にネット証券が多いです。
 
ちなみに、三菱UFJ銀行の店舗に行って運用相談をしても、eMAXIS Slimシリーズをいきなり提案されることはまず無いと思いますw
 

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ラインナップが違う

 
個別株式はどこの証券会社でも買える銘柄は一緒なのですが、投資信託のラインナップは全然違います。
 
投資信託ラインナップの絶対数を指標にして比較してるサイトもありますが、マッケイ的には大手証券会社も銘柄数は数多く保有していますし、そもそも数千の投信ラインナップがあっても、実際に保有する銘柄なんて知れているのでラインナップが多ければ良いという問題でもないです。
 
 
ポイント
 
投資信託はとにかく低コストなものを選択すること。
 
 
これは長期運用をする上での基本中の基本です。
 
どんなに良さそうな(過去パフォーマンスの良い)投資信託であっても、コストが一定ラインを超えている時点で選択肢から消すべきと言えるほどにコストにはこだわらなければいけません。
 
低コスト投資信託のラインナップが豊富であることは、今後運用の幅を広げることにもなり、低コスト投資信託のラインナップが多いのは圧倒的にネット証券なのです。

アプリの利便性が違う

 
リアル証券でもオンライン化の波が一気に訪れ、今や口座開設も郵送を介さずにアプリのみでできるようになりました。
 
ただ、やはりネットで取引することが前提で作られているネット証券と比べるとアプリの利便性が違います。
 
長期に渡って付き合っていくわけなのでここのポイントは非常に重要でしょう。
 
例えば、SBI証券では「かんたん積立」というアプリがあり、投信の損益状況をほぼワンタップで見ることができ、そのまま売買までできたりという積立投資家には便利なサービスがあったりします。

リアル証券のメリットはないのか

ミク
ミク
なんかすごいネット証券推しだけど、リアル証券にはメリットが無いの?
いや、そんなことは無いよ。ちなみにマッケイは「UFJモルガンスタンレー証券」の口座でも運用をしているんだ。
マッケイ
マッケイ
ミク
ミク
リアル証券はなんのために利用しているの?
主に外国債券を購入する際に利用しているんだ。
マッケイ
マッケイ
実は、マッケイも「UFJモルガンスタンレー証券」という三菱UFJ銀行系のリアル証券会社の口座を保有しています。
 
そこで、ネット証券には無いリアル証券で取引をすることのメリットを紹介します。

手厚いフォロー体制

 
ネット証券は当然ながら自分自身で取引をすることが前提なので、最低限のネットに対するリテラシーがないとキツいです。
 
口座開設から運用商品の選択、購入や売却まで、「わからなければググれ!」が基本です。
 
その点、リアル証券(特に大手)はコールセンターに電話一本かければ親切丁寧に色々教えてくれます。
 
入出金の仕方や、ネットで売買する場合の方法、電話のみで債券や株を注文できたりなど大人ならではの利便性はあります。
 
対人のフォローを重要視する方にはリアル証券がオススメです。
ミク
ミク
確かにネットを使いこなせない人やアドバイスが欲しい人はリアル証券の方がいいかも!

意外?債券ラインナップの豊富さ

 
ネット証券でも債券のラインナップありますが、実は銘柄数としてはそこまで多くないんです。
 
そして、意外かもしませんがリアル証券の債券単価(購入価格)はネット証券よりも安かったりする場合が多いのです。
 
長期運用では株式や投資信託の他に、相場下落局面において強みを発揮する債券を資産の一つに加えておくことは非常に有効な戦略です。
 
実際マッケイも現在は資産の半分ほどを米国債券で運用しています。
 
債券はネットに公表されていないものも数多くあるので、個別債券での運用を考えている方であればリアル証券の口座も保有することをオススメします。
マッケイは個別の債券を購入するときは必ず証券会社に電話をして、直接条件の良い銘柄を確認してから購入するようにしているんだ。
マッケイ
マッケイ
ミク
ミク
資産運用も慣れてる今の銀行でいいかなって思っていたけど、そうではないのね。私も、証券会社を色々調べてみようかしら。

まとめ

 
長期投資において、最初の金融機関選びはとても重要です。
 
長期投資は投資期間が長いため資産管理がとても重要になります。
 
資産管理をシンプルにするポイントは、とにかく初動で自分に合う金融期間を見つけることです。
 
一度保有した金融商品を他の金融機関へ移管することはとても難しく、金融機関を変えると細かい資産が点在することになり資産管理がほぼ無理ゲーになるので注意しましょう。
 

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