MENU

クレジッカード選びで迷う人必見。賢い大人のクレジットカード選びを解説。

2020 6/09
クレジッカード選びで迷う人必見。賢い大人のクレジットカード選びを解説。
キャッシュレス化が進む日本においても、政府がようやく重い腰をあげキャッシュレス化を推進し始めたおかげでクレジットカードや◯◯PAYなど多くの会社が決済事業に参入し、ジュース一本もキャッシュレスで購入する方を見るとキャッシュレス化の急速な進展具合が伺えます。
 
特にクレジットカードは今後も我々の生活決済のメインストリームとして引き続き君臨し続けますので、クレジットカード選択はハイパフォ投資家にとって非常な重要なものになります。
 
選択を誤れば、決済金額によっては生涯で車一台分のリターンを失いかねることにもなりません。日常生活にもリターンを求めるハイパフォ投資家が現在のクレジットカードを見直す際のポイントをご紹介します。
 
目次

クレジットカードの市場規模を考察しよう

 
まずは、サクッとクレジットカードの市場規模を探ってみましょう。
 
 
国内クレジットカード市場規模
 
国内クレジットカード会社数:約417社
国内クレジットカード契約数:約2億7827万枚(2018年度)
成人国民一人当たりクレジットカード所有数:約2.7枚
ショッピング決済金額:66兆6877億円
クレジットカード契約数:2361万件
クレジットカード解約数:1674万件
参考:一般社団法人日本クレジット協会 日本のクレジット統計2018年度版
参考:経済産業省 クレジットカード業の概要
 
 
この事実を見てどのように感じますか。
 
クレジットカード選択にあたり、クレジットカード会社は400社以上あり、この中から最良の選択を行うなど現実的には不可能であることや、クレジットカードは基本的に複数枚で保有している国民がほとんどであるが、契約と解約を繰り返している、という事実です。
 
つまり、クレジットカードは各々強みを持ち、(ex.アマゾンカードであればアマゾンユーザーに還元率が良い等)、個別のメリットまで考えるとキリがないのです。
 
したがって、我々ハイパフォ投資家の選択方法は以下の方法に絞るべきです。
 
 
選択と集中
 
①ポイント還元狙いで細かくクレジットカードを分けない
②普遍的にポイント還元率が高いものを選択する
③利回りで考えてトータルリターンが高ければ年会費を払う選択肢も検討
④ある程度のステータスも維持維持しながら、ポイントによる実利も狙う
 
 
 
この点を重視し、以下の点を考慮して行くと我々ハイパフォ投資家が持つ持つべきクレジットカードは必然的に狭まってくるはずです。
 

ミク
ミク
クレカは種類がありすぎて、何が一番いいのかが分からないわ。

まずは、「選択と集中」だよ。普遍的で汎用性の高いポイントのカードをベースにして、その後ライフスタイルに合わせたクレカを探していこう。
マッケイ
マッケイ

クレジットカードは「普遍的」ポイント還元率を重要視する

 
クレジットカード選びで多くの方が重要するのがポイント還元率。この我々も同じくポイント還元率は重要しなければいけません。利用場所や決済金額によって還元率が変動するクレジットカードも存在しますが、①の理由により普遍的に還元率が高いクレジットカードをメインに選択すべきです。
 
 
「どこで利用しても」最低1%以上のポイントが付くクレジットカードをメインに選択しましょう。
 

年会費・ポイントは常に実益と利回りで考えて選ぶ

 
我々が年間300万円の決済を行ったとすると、仮に1%のポイント還元率であれば年間3万円が決済だけで手に入り、しかも「非課税」で受け取ることができるのです。ポイント還元の偉大さを知るには、元手をかけずにノーリスクで年利1%の非課税運用ができているのと一緒の状態であるという認識が大事なのです。
 
クレジットカードの年会費を無駄と考える人も多いかもしれません。しかし、ここも利回りで考えましょう。
 
 
A社プラチナカード例
 
(決済額)300万円/年×(ポイント還元率)2.0%=60000円ー(年会費)2万円=40000円
 
還元利回り:1.3%
 
 
このようなクレジットカードがあれば迷わず入るべきでしょう。年会費を払うことでさらに還元利回りはアップしています。(実際に私はこれに近しい利回りでカードを利用しています。)
 
さらにプラチナカードであれば、付帯サービスや海外旅行時の保険も充実しているため、全くデメリットはありません。
 

「最大還元率」や細かい「個別還元率」は気にしない

 
クレジットカードポイントはよく「最大還元率10%!」や「〇〇(特定の店舗)での利用で5%還元!」という記載がありますが、このような細かな還元率の変化を気にするとキリがありませんし、最適解など見つかるはずもありません。
最大還元率もよほどの条件が揃わない限り受け取れることはないことを認識し、汎用性の高いポイントを選択すべきなのです。
 
また、楽天カードであれば楽天市場での決済時のポイント還元率が高く、アマゾンカードであればアマゾン決済時のポイント還元率が高く設定されていますが、よく使うからとこれらのカードをメインカードにするのは早計です。還元率が高くても、全ての消費の中での決済割合が小さければ結果大した額にはならないのです。管理が煩雑になるだけです。
 
 

ポイントは「稼ぐ」よりも「管理」が大事

 
上記のような個別の還元率を狙ってサブカードを多く持つという手もあるかもしれませんが、オススメはしません。なぜなら、ポイントは決済をすれば自動的に還元されますが、毎年「実際どれくらいのリターン」があったかを把握し、適切な方法で利用するためにはサブカード含め2~3枚が限度です。(よほどのポイントマニアは別として)ポイントが分散されすぎると、利用時にもお得感が薄れ、どれくらいリターンを得たのかもわからなるので、できる限り集約できるものが良いでしょう。
 
経済的幸福感を得るには、ポイントを貯めるために過剰な労力かかけるべきではありません。
 

プラチナカードは必要か

 
世の中には多くのプラチナカードが存在します。
しかし、プラチナカードは万人に合うものではありません。特に現行のプラチナカードは「海外旅行」に特化している傾向が強いという点があります。
 
世界各国の空港ラウンジが利用できたり、付帯保険が充実していたり、電話一本でホテルや飛行機の予約ができたりと、主に海外旅行系が多いのです。
 
したがって、「年に一度も海外旅行いかない方」にとってはあまり付加価値のあるカードとは言えません。多くのプラチナカードは還元率が悪いのでコスト割れの可能性大です。
 
しかも、以前ほど「ステータスへの価値」も薄れてきているので、ステータスへの高揚感のみで保有すると、還元率の高いカードばかり使って、プラチナカードを利用することがほとんどないのに年会費がかかり1年で解約なんてことにもなり兼ねません。
 
最低でも「年に一度は」海外旅行(国内ではありません。)に行くかどうかで保有の有無を検討することをオススメします。
 
 

(余談)クレカライフを楽しめるカードを選択する

 
ハイパフォ投資家は、クレジットカード選択において実益の伴うポイント還元や付帯サービスを最重要視するのはもちろんですが、クレジットカードは「日常生活で最も他人に見せる生活用品の一つ」であることも忘れてはいけません。
 
是非、券面のデザイン性にもこだわりましょう。プラチナカードをであればいざ知らず、節約系カードとは言えど、企業ロゴや落書きの多いクレジットカードを選択すべきではありません。
 
ミク
ミク
クレカは多くの人に見せるものだから、見た目も大事にしたいですね。

ポイントやサービスだけじゃなく、カードライフを楽しむことも有意義な利用方法の一つだよ。
マッケイ
マッケイ

まとめ

 
冒頭でお話したように、クレジットカード会社だけでも400社以上存在し、巨大なマーケットの中で最適解を導き出すのは困難を極めます。
 
しかし「ポイントの汎用性(使い方が多様にあるポイント利用時の自由度)・普遍性(決済場所を選ばない安定した還元)・還元率(最低還元率1%以上)」を重視し、「還元利回りが変わらないor上昇するのであれば、有料カードも視野に入れる」「ライフスタイルを考慮した個別付加価値」を優先することで、おそらくかなり対象カードは絞られるはずなので、是非実践してみましょう。

合わせて読みたい記事

目次
閉じる