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初心者向けソーシャルレンディングおすすめ5選まとめ【シンプルにこれだけでOKです】

2020 8/10
初心者向けソーシャルレンディングおすすめ5選まとめ【シンプルにこれだけでOKです】

最近「ソーシャルレンディング」という言葉をよく耳にする方も多いでしょう。

積立NISAやイデコでの投資信託の運用とは違い、価格変動リスクがなく安定的に毎月利息を受け取れるという点や、1万円から投資できるものも多く運営業者も増える一方の運用業界の数少ない成長産業です。

そんなソーシャルレンディング投資には投資前に知っておくべき「カラクリ」があります。

今回は、ソーシャルレンディングのカラクリと、初心者向けソーシャルレンディングサービスのおすすめをまとめてお伝えします。

目次

ソーシャルレンディングとは


ソーシャルレンディングとは、「クラウドファンディング」という出資(事業者側からは資金調達)方法の一つのカテゴリーです。

クラウドファンディングの基本タイプは、

①寄付型「ボランディア」
金銭的見返りを求めない。寄付を通した社会貢献の一つ。(事業者例:READY FOR )

②購入型「ボランディア」
見返りは求めるが、金銭的というよりはモノ・サービスでの見返りが多い。(事業者例:CAMP FIRE )

③融資型「中リスク」
通称「ソーシャルレンディング」。投資の一つなので金銭的リターンを求める。(事業者例:CROWD BANK )

④不動産投資型「中リスク」
不動産物件を小口化して運用するもの。当然金銭的リターンを求める。(事業者例:CREAL  )

⑤株式投資型「高リスク」
リスク高め。未上場ベンチャーへ投資。(事業者例:Fundinno )

⑥ファンド投資型「高リスク」
既存ビジネスの成長に応じて配当を出す。(事業者例:Securite 

クラウドファンディングには数多くの業者が存在し、「ボランディア型」から「中リスク投資型」「高リスク型」まで様々です。

全体的にはまだ成長期の投資分野であり、今後思いもよらぬリスクが顕在化される可能性もあるため、表面利回りに惑わされずに堅牢なポートフォリオの上で選定していきましょう。

マッケイのアイコン画像マッケイ

運営会社の選定はすごく大事だよ。「卵を一つのカゴにもるな。」を守りながらバランスの良い運用をしていこう。

ソーシャルレンディングの仕組み

ソーシャルレンディングは、出資したお金を運営会社が融資先に貸し出すことで融資先から一定の金利を受け取り、投資家へ還元します。

借り入れ側にとっては銀行融資に頼らず資金調達を行うことができ、銀行融資よりも門戸が広く比較的スピーディーな資金調達が可能になります。

逆に、信用リスクに対する金利が上乗せされるため融資利率は少し高めです。(逆に投資家にとっては高利回りで運用できる)

出資者側(投資家)のメリット

①「高利回り」&「複利」運用が期待できる
②価格変動がないため、置きっぱなしで運用ができる
③ポートフォリオ分散の一環になる

①「高利回り」&「複利」が期待できる


ソーシャルレンディングでは、融資対象先の予想資金回収率や融資期間によってかなり大きく利回りに差があります。

<ソーシャルレンディングの設定利回り>
3%〜10%

<投資期間>
数ヶ月〜2年程度

全体で見ると投資期間1年前後、リターン5%前後が多いです。

例えば、国内中小企業へ数ヶ月資金を貸し出すファンドと新興国プロジェクトへ2年貸し出すファンドとでは当然期待リターンは異なってきます。

注目すべきは、これらの高利回り運用を複利で行える点です。

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ミクのアイコン画像ミク

20年も5%で運用し続けたら、元本より利息の方が多くなってしまうなんてびっくり!

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複利の効果は長期に及ぶほど
大きくなって行くんだ。時間を味方につけた運用においてソーシャルレンディング投資はとても相性がいいんだよ。

この複利運用はソーシャルレンディング投資家にとっては莫大なインパクトをもたらします。

現在のところ、円建てでこの利回りをストレートに取れる金融商品はソーシャルレンディングくらいではないでしょうか。

そういう意味では、ポートフォリオの一部に入れておきたい投資対象の一つです。

②価格変動がないため、置きっぱなしで運用ができる

長期投資家は、積立NISAやイデコ、ETFでの運用をメインにしている方が多いですが、これらは全て価格変動のあるリスク資産と言えます。

それに対して、ソーシャルレンディング投資は毎日の価格変動がなく、償還を待つだけなので非常に手間をかけずに運用を楽しめます。

③ポートフォリオ分散の一環になる

ソーシャルレンディングの融資先は運営会社によって様々あり、今まで個人では投資できなかったような融資先も数多く含まれるため、ポートフォリオ分散の一環としても活用できます。

株式や債券の値動きやマーケットリスクとは相関性が低く、個別信用リスクによるところが大きいため「高利回り複利運用×ポートフォリオ分散」でより効率の良い運用が可能になります。

投資におけるデメリット

・投資先から資金回収ができない(投資先信用リスク)
・事業主の破綻(事業者リスク)
・中途解約できない(流動性リスク)

・融資先の信用リスク

ソーシャルレンディングの中で最も主要なリスクが「貸し倒れリスク」です。

通常、事業者も貸し出す際に最も重要視する部分でもあり、融資先には担保設定をしている案件もあるので頻繁に起こりうるものではないです。

しかし、長期運用をすればするほど運悪く抵触してしまう可能性も高まり、そうなった時には元本回収が難しくなる場合があります。

・事業母体の信用リスク

ソーシャルレンディングという分野自体がまだ新しくルール自体が未整備になっているという点もあります。

事業者もベンチャー企業や社歴の浅い会社が多く、クラウドファンディング特有の運用会社自体への信用リスクが存在します。

・中途解約ができない

融資対象先に融資する対価として金利を享受し投資家へ還元するというモデルである以上、融資期間は資金が固定されてしまい解約はできません。

ミクのアイコン画像ミク

メリットばかりではなくて、特有のデメリットもあるんだ。償還しなかったらと思うと少し不安になっちゃうわ。。。

マッケイのアイコン画像マッケイ

そうだね。そのためにはちゃんと会社別、案件別に分散しながら、万が一の時の損失を極力抑えることが重要だよ。

ソーシャルレンディング投資の心得

心得その1. 運用資産の10~20%程度の資金で始める

高利回り複利運用が可能な反面、貸し倒れを起こした場合は今までの利息+元本が一気に無くなってしまうというリスクがあり、その信用リスクは「融資先」「運営会社」の2つにまたがって存在します。

さらに長期運用になればなるほど、このリスクに抵触する可能性は高まります。

したがって、あくまでもポートフォリオ分散の一環の意味も込めて、最悪ゼロになっても挽回できる資金で運用しましょう。

心得その2. 運営業者、融資先、カテゴリを分散する

上記信用リスクが発生してしまった場合の損失を極力小さくするためには、一つ一つの業者、案件、カテゴリを分散する他ありません。

カテゴリ別に強みを持つ運営業者(例:不動産、中小企業融資、エネルギー等)複数に登録をして融資先が被らないように選定しましょう。

心得その3. 期間が長期に及ぶ案件への出資はしない

期間が短ければ、貸し倒れリスクも低くなる傾向があります。

したがって、1案件あたりの投資期間は半年〜1年程を目安とし、それ以上の期間を要する案件への出資は控えましょう。

1案件あたりの出資額を小口化する

貸し倒れリスクを減らすための常套手段です。

あまり小口化すると逆に管理が大変ですが、1案件あたりの出資額は極力低くすることをオススメします。

過度に高利回りな案件への出資は

ソーシャルレンディングの案件は、運営会社が選定する融資先によって大きく異なります。

多くは5%前後が一般的であるため、5%を目安に出資するようにしましょう。

逆に5%以下の案件であっても信用リスクが著しく低下することもないため、あまりに低い利回りの案件も投資効率の観点からオススメしません。

10%弱ほどの案件に関しては貸し倒れリスクが少し高まるかなという印象です。

まとめ

ソーシャルレンディングは、「高利回り×複利×ポートフォリオ分散」という観点から非常に魅力に溢れた投資手段と言えます。

出資先の分散や、出資資金の調整を等、適切なポートフォリオ管理をすることで手間をかけずに安定的な運用ができるためぜひ始めてみましょう。

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ソーシャルレンディングでの運用は「分散」と、運営会社選定がとても大事。多くの会社がある中で、オススメの会社を紹介するから参考にしてみよう。

<オススメレンディング業者5選>

①クラウドバンク

・融資元本回収率100%を誇る
・企業融資案件、不動産、エネルギーと幅広い種類の案件を保有
・比較的短期間の案件も豊富(1年未満)

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②クラウドクレジット

・海外案件に強く、マイクロファイナンス等社会問題解決案件が豊富
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