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投信工房の評判やメリットデメリットを徹底解説【ウェルスナビとの比較有り】

2020 9/11
投信工房の評判やメリットデメリットを徹底解説【ウェルスナビとの比較有り】

こんにちはっ!外資系バンカーのマッケイです。

今回はマッケイが個人的にとてもオススメできるロボアドバイザーの投信工房について徹底解説していきます。

投資種類アドバイス型ロボアドバイザー
サービス名投信工房
運営会社松井証券
最低投資金額100円
投資対象国内ノーロード投資信託(国内外株式、債券、REIT、コモディティ等)
運用手数料購入売却時無料、信託報酬0.3%前後
期待リターン3%(リスクレベル1)〜7%(リスクレベル5)
特徴・自動リバランス提案機能有り   
・運用手数料が格安の0.3%前後   
・安心の老舗ネット証券会社が運営
ミクのアイコン画像ミク

ロボアドバイザーって、ウェルスナビが有名よね。

マッケイのアイコン画像マッケイ

そうだね。このブログでもちょくちょく取り上げていて、ロボアドバイザーの中では最も有名だね。

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投信工房はウェルスナビとどんなところが違うの?

マッケイのアイコン画像マッケイ

ウェルスナビが投資一任型に対して、投信工房はアドバイス型ロボアドバイザーだから、そもそも運用における役割が違うんだ。

目次

投資一任型とアドバイス型の違いとは

ロボアドバイザーには大きく二つの種類があります。

【投資一任型ロボアドバイザー】(代表サービス:ウェルスナビ)
銘柄提案から実際の買付、リバランス、及び税金の最適化まで全自動で運用できる。

【アドバイス型ロボアドバイザー】(代表サービス:投信工房)
銘柄提案のみを行い、実際の買付やリバランス等は手続きは原則ユーザーが行う。

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投信工房は後者のアドバイス型ロボアドバイザーの位置づけになります。

ウェルスナビとは異なり、実際の買付は自身で行わなければいけない反面、コスト面のメリット等もあるためまずはメリットを確認しましょう。

8つの質問に答えるだけでMyポートフォリオが構築可能

投信工房を利用する際にはまず、8つの質問に答える必要があります。

8つの質問は選択式になっており、

①年齢
②資産運用の目的
③年収
④投資経験
⑤資産運用用語の理解度(【用語】複利効果 / インフレ / 国際分散投資)
⑥相場下落時の考え方(売却or維持or追加購入)
⑦運用における期待リターン及びリスク確認
⑧投資信託の積立投資希望の有無

ちなみに、早ければ30秒ほどで終わるので思っているも簡単に終わります。

回答し終わると、回答結果に基づき運用方針を客観的に教えてくれます。

マッケイのケースだと、リスク許容度5(積極型)という最高レベルになりました。

【引用元】投信工房シュミレーション結果リスク許容度5

さらに、運用方針に基づいて個別具体的な投資信託銘柄が複数提案され、割合も全て自動で算出されます。

提案内容のまま長期運用した場合のシュミレーションも算出され、他のロボアドバイザーシュミレーションと比べてもかなり詳細なシュミレーションになっている印象です。(シュミレーションだけでもやる価値があるくらいです。)

【引用元】投信工房シュミレーション結果リスク許容度5

このレベルで体系的に投資信託のポートフォリオを構築することは、投資初心者ではほぼ無理だと思います。

もちろん数ある投信銘柄の特徴を把握し、リスクリターンを自身で調整しながら割合を決める能力があれば良いですが、時間的効率を考えると無料でポートフォリオ構築をしてもらえる投信工房でそのまま運用した方が圧倒的に効率が良いです。

圧倒的な低コスト投信運用を実現

アドバイス型ロボアドバイザーである投信工房は、コストやノウハウの必要な運用・管理(投資実行判断)をテクノロジーに任せるのではなく、あくまでも松井証券の販売している低コスト投資信託を紹介するに留めているため、投信工房の利用手数料は無料で、実質的なコストは投資信託保有における信託報酬のみになります。

長期保有向きの低コスト投信でポートフォリオを構成することで、年間信託報酬を0.3%前後に抑えた運用が可能になる。

実際にマッケイがシュミレーションをしてみると、

【引用元】投信工房シュミレーション結果リスク許容度5

運用コストがかなり抑えられていることがわかります。

自身でポートフォリオを組むとポートフォリオ全体としての運用コストも高くなりがちですが、ものの30秒ほどでここまでの低コストポートフォリオを提案してくれるのは運用初心者には強い味方になります。

100円から投資可能で、自動リバランス機能付き

投信工房は初期投資額1万円、積立金額100円から始めることができます。

ウェルスナビが初期投資額10万円、積立金額1万円からであることと比較すると、より投資初心者に優しい設計になっています。

また、アドバイス型のデメリットの一つとしてリバランスができない、という問題も解消されています。

【リバランスとは】
定期的に各資産(株や債券等)の割合を当初決めていた割合に修正すること

マッケイのアイコン画像マッケイ

リバランス方法についてはこちらの記事を確認しよう!

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投信工房には自動リバランス機能が備わっており、あらかじめ好きな日にちを設定しておくと設定した日に自動でポートフォリオのリバランスが行われます。

投資一任型ではノーマル機能としてありますが、投資一任型よりも低コストでポートフォリオ構築から運用ができるアドバイス型で自動リバランス機能が標準装備されていることは、運用管理面においてとても手間が省けとても大きな味方です。

ミクのアイコン画像ミク

自動リバランス機能もあるんだったら、ほとんど投資一任型と変わらないんじゃない?それならアドバイス型の方がいいかも!

マッケイのアイコン画像マッケイ

確かに、アドバイス型でも投信工房は自動積立からリバランス機能まであるから運用管理面での機能は投資一任型に遜色はないよ。
既存の投資信託での運用になるから、海外ETFで運用希望だったら投資一任型一択だけどね。

投信工房のデメリット

元本割れのリスクがある

投信工房でなくとも、資産運用全般に関わるデメリットです。デメリットではありますが、このデメリットを避けての資産形成は不可能なので許容できる範囲でのリスクはしっかり取りましょう。

リバランス確認が必要

投資一任型の場合は運用管理の中で最も重要なリバランスも行われるためほったらかしでも大丈夫ですが、投信工房でリバランスを行う場合は自身での設定が必要になります。

ただ、自動リバランス機能が備わっているため、ポートフォリオ割合を崩すことなく自動的に購入金額を調整しながら積立運用が可能なので大きなデメリットではなさそうです。

松井証券取り扱い投資信託で運用される

運用銘柄はあくまでも松井証券の取り扱う投資信託の範囲内なので、もしつみたてNISA等ですでに投信積立運用を開始している場合、提案された投資信託が現在運用中の投信銘柄と重複する可能性もあります。

そのような方がロボアドバイザーを活用した運用をしたい場合は、海外ETF運用が基本の投資一任型の方が良いでしょう。

投信工房の口コミは?

やはり低コストで運用できる点を好感した口コミが多いですね。

長期運用において、コストは最も神経質になるべきで、投資一任型における1%前後の手数料は少々割高と考える方も多いようです。その中で、投信工房の0.3%前後はとても魅力的で長期的なリターンも期待できると言えるでしょう。

ウェルスナビと比較してみよう

サービス名投信工房ウェルスナビ
運営企業名松井証券株式会社ウェルスナビ株式会社
種類アドバイス型投資一任型
投資先国内ノーロード投資信託海外ETF
最低投資金額1万円〜10万円〜
最低積立金額100円〜1万円〜
リバランス機能
サービス利用料無料〜1%(割引有)
信託報酬年0.3%前後(税抜)0.03%〜 ※銘柄による
ミクのアイコン画像ミク

投信工房の方がより少額で積立できて、運用手数料も安いわね。

総評

投信工房は低コストロボアドバイザーとして投資初心者にはとてもオススメできるサービスです。

特に自動積立機能や自動リバランス機能は長期的な運用管理面で重宝することは間違いなく、投資一任型よりも圧倒的に手数料が安いため長期的にはパフォーマンスにも良い影響を及ぼすことでしょう。

投信工房に向いてる人まとめ】
・とにかく低コストで長期運用を始めたい方
・自動でリバランスをして欲しいと考えている方
・投信積立を始めてみたいと思っている方
・とにかく少額から資産運用を初めて見たい方

マッケイのアイコン画像マッケイ

まずは無料シュミレーションで自身のポートフォリオを確認してみよう!

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