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株式型クラウドファンディングサービス5選【まとめ】

2020 9/26
株式型クラウドファンディングサービス5選【まとめ】

こんにちはっ!外資系バンカーのマッケイです。

2020年はマッケイ的に株式型クラウドファンディング元年になる予感(期待?)がしていて、マーケットへの新規参入も今後数年でさらに増えてくるものと思われます。

株式型クラウドファンディングは結果が出るまで数年(5~10年程)かかる場合もあり、毎月分配型で期間が1年前後のソーシャルレンディングとは異なり結果が出るまで時間がかかるものです。

ただ、一度結果が出て個人投資家にとって投資メリットのが大きいと判断されれば、今後爆発的に資金が流入し事業者の新規参入組も増えることが想定されます。

まだまだマイナーな投資分野である株式型クラウドファンディングですが、今回は株式型クラウドファンディングサービス5選(2020/8現在)を期待度別に紹介します。

まだ株式型クラウドファンディングについての理解が進んでいない方は、下記記事で確認しましょう。

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目次

CAPMFIRE Angels

サービス名CAPMFIRE Angels
投資種類株式投資型クラウドファンディング
運営会社DANベンチャーキャピタル株式会社
(株式会社CAMPFIREグループ会社)
資本金1億5,855万円
最低投資金額10万円程度〜(案件により異なる) 
※1社あたり最大50万円まで
手数料無し
キャンセル規定申込日より起算して8日間可能
エンジェル税制適用あり(案件により異なる)
マッケイ期待度★★★★

CAPMFIRE Angelsは、 多くのスタートアップ投資の支援に携わるDANベンチャーキャピタルが運営する株式型クラウドファンディングです。

2019年にはCAMPFIREが同社の全株式を取得しており、グループ会社化しています。

CAMPFIREは寄付型から融資型までクラウドファンディングを運営しており、株式型クラウドファンディングを手に入れたことで事実上クラウドファンディング経済圏を構築しました。

【CAPMFIRE Angelsの投資における特徴まとめ】
成長意欲の高いスタートアップ企業を選定
②ベンチャーキャピタリストが厳選した案件に投資ができる
③母体がNO.1クラウドファンディング会社グループとしての安心感

CAPMFIRE Angelsは2020/9現在2つの案件の募集を行い、どちらの案件も募集金額を大きく超える資金調達に成功しています。

案件ベースで見ても多くの個人投資家のイメージする将来大化けするIT系スタートアップ企業を中心としており、toCからtoB企業まで幅広いセクターを案件化している印象です。

始まったばかりのサービスで、投資実績は2社と多くはありませんが、今後急速に案件数を増やしてくると思われますので、登録をしておいて損はなさそうです。

Unicorn

サービス名Unicorn
運営会社株式会社ユニコーン
設立2015年12月28日
資本金2億6010万円
最低投資金額5万円〜
成約案件社数3社
EXIT社数0社
特徴・東証マザーズ上場企業株式会社ZOOのバックアップの元運営。   
・3社の投資実績有り。   
・投資先はIoTからヘルステックまで幅広い。
マッケイ期待度★★★★

【Unicornの投資における特徴まとめ】
・案件目標規模が5,000万前後と大きめ
・最低投資金額が低い(5万円〜)
・投資実績3社。EXIT実績なし
・テック系案件が多い

Unicornは株式会社ユニコーンが運営する株式型クラウドファンディングで、最近東証マザーズ上場企業の株式会社ZOOによる資本提携が行われております。

株式会社ZOOはクラウドファンディング事業に積極的に取り組んでおり、ビジネス領域拡大の一環として今回の資本提携が行われた模様です。

UniCornはまだ投資実績3社でEXIT実績はないものの、テック系を中心とした今後成長性の高い分野の案件が多く、期待が持てるサービスです。(2020/8にはフードテック系案件が出る予定)

GEMSEE Equity

サービス名GEMSEE Equity
運営会社SBI エクイティクラウド株式会社(2020/7〜)
設立2017年10月11日
資本金1億円
最低投資金額25万円〜
成約案件社数1社
EXIT社数0社
特徴・SBIグループの運営する株式型クラウドファンディングサービス
・案件の情報公開に積極的
マッケイ期待度★★★★

【GEMSEE Equityの投資における特徴まとめ】
・SBIグループの知見を生かした案件
・投資実績1社、EXIT実績ない
・情報の透明度が高め

GEMSEE EquityはSBIグループ会社が行う株式型クラウドファンディングです。

運営会社自体2020/7に現社名にしており、知名度・実績ともにこれからのサービスです。

最低投資金額は25万円〜と他サービスと比べ割高な印象を持つものの、第1号案件の平均購入額は約31万円で成立しており、SBIグループともあって期待度の高さが伺えます。

また、案件詳細から経営陣チーム、パッションの部分まで詳細な情報が案件ページで確認でき情報の透明度は高いです。

第2号案件に期待です。

イークラウド

サービス名イークラウド
運営会社イークラウド株式会社
設立2015年11月
資本金4億4,200万円(資本準備金含)
最低投資金額10万円程度 ※案件による
成約案件社数0社
EXIT社数0社
特徴・大和証券大型出資による安定した基盤   
・グループにベンチャーキャピタル保有。   
・社長が元ベンチャーキャピタリスト
マッケイ期待度★★★★★

【イークラウドの投資における特徴まとめ】
・ベンチャー投資に強いXtechグループの知見を生かした案件発掘力
・動画も交えたわかりやすく透明性の高い情報公開
・全案件で株主間契約を締結

マッケイが現在最も注目している株式型クラウドファンディングがイークラウドです。

以前に詳細記事を書いていますので、そちらも確認ください。

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2020/7に初案件を募集したばかりなので案件実績やEXIT実績には乏しいですが、非常にスピード感のある会社だと個人的には感じています。

グループ会社のXtech社は傘下にベンチャーキャピタルを保有しておりトラックレコードも豊富なため、特に案件発掘力には期待大です。

イークラウド代表者も元ベンチャーキャピタリストと投資のプロフェッショナルが揃っていて将来的な大型EXITも期待できるかもしれません。(もちろん投資は自己責任でっ。)

FUNDDINO

サービス名FUNDDINO
運営会社株式会社日本クラウドキャピタル
設立2018年7月
資本金14億1847万9340円 ※2020年6月30日現在
最低投資金額10万円前後 ※案件による
成約案件社数107社(2020/8現在)
EXIT社数2社
特徴・プラットフォームシェア90%以上   
・国内初EXITを含む2件のEXIT事例あり   
・豊富な案件を保有
マッケイ期待度★★★★★

【ファンディーノの投資における特徴まとめ】
・シェア90%以上を誇る業界最大手株式型クラウドファンディング事業者
・国内で唯一EXIT事例が出ており、案件数も圧倒的
・テック系案件が豊富

ファンディーノは、ECF市場を独占しておりシェア90%を誇る ECFの雄として君臨するサービスです。

株式型クラウドファンディング自体が領域として未成熟で新規参入組のEXIT実績はおろか案件実績も乏しい中、唯一EXIT実績を保有するサービスです。

【国内株式型クラウドファンディングEXIT事例】
①漢方薬研究所(日本初EXIT例) 
2017/12募集
リターン1.5倍
②nommoc
2018/6募集
リターン1.5倍

現在の新規参入組も含めてさらに案件増加が加速していて、今後数年でEXIT事例が各社から出れば、株式型クラウドファンディング市場全体が加速していくと思います。

個人のオルタナティブ運用の一環として未上場ベンチャー投資も当たり前になる日はそう遠くないでしょう。(期待も込めて)

マッケイは今後ともECFを取り上げていきます!

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