こんにちは!外資系バンカーのマッケイです。
富裕層になりたい!
このブログを読んでくれてる皆さまは常日頃から心に秘めている言葉ではないででしょうか。
いや、むしろ僕だってなりたいっ!
と思いながらも
よくよく考えて見ると「ん?富裕層ってなんだ??」って話です。
僕は毎日富裕層と言われている方々と話をする仕事をしておりますが、ぶっちゃけ目の前の人がどれくらいお金持ちなのか気にしたことありません。
お金持ち?資産家?高所得?、、ぶっちゃけ定義がよくわかりませんw
ということで、そんなイメージのできないゴールを目指しても一生たどり着くことはできないので、今回は富裕層の定義についてしっかり学びゴールを明確にしましょう!
目次
富裕層の定義を知ろう
ミクは、富裕層ってどういう人を指すと思う?

マッケイ

ミク
う〜ん、資産が10億円くらいで、年収が5000万くらいで、、
それはミクの理想の結婚相手じゃなくて?w

マッケイ

ミク
あ、バレちゃった?w そもそも富裕層に定義ってあるの?
実はあるんだよ。

マッケイ

【出所】野村総合研究所2017
この図は、野村総合研究所が発表した日本の世帯の純資産保有額をピラミッドにしたものです。
この図では金融資産額に応じて5段階に分かれており、富裕層とは純金融資産総額が1億円以上のことを指してますね。
日本を代表する研究所では、純資産総額1億円以上を富裕層と定義しているようです。
現在は若年層のスタートアップ起業からのIPOやM&Aや、投資環境も以前と比べて圧倒的に良く、日本の大多数を占めるサラリーマンの副業に対する社会的意識が変わってきたりと、一昔前に比べて間違いなく資産を作りやすい環境が整っているので、1億円というのはぶっちゃけ夢のように高いステージではないように思えます。

ミク
ミリオネアとか億り人って言葉を聞くけど、無意識に「資産1億円=富裕層」というイメージはあったかもしれないわ。
そうだね。おそらく1億円ってマス層の人が長年の節約や資産運用によって、特別な職業でなくてもなんとかたどり着ける富裕層最低ラインって感じだね。w

マッケイ

ミク
ミクも資産1億円めざそっ
お金持ちが集まる国はどこか
それでは世界に目を向けてみましょう。
純資産1億円あれば日本国内ではとりあえず富裕層の端くれにはなれそうということはわかりました。
じゃあ世界からみて日本の立ち位置ってどうなのって話をしましょう。
これをみればグローバルな視点でミリオネアの立ち位置がわかりますね。

【出所】Wealth-Xが2019年9月、超富裕層レポート(The World Ultra Wealth Report 2019)
アメリカ最強ですwww
はっきり言って3位の日本より下はどんぐりの背比べと言っても過言ではなく、3位から10位までの資産総額を全て足してもアメリカと中国の資本総額に到底及ばないレベルで富が集まっております。
これぞ「富の集中」。
ここまでくると、富の再分配策を講じて国境を超えたベーシックインカムすらありではないかと思ってしまいますね。
そして老ぼれ爺さんのような我が国もまだまだ頑張っており、お金持ちが多い国3位です。
経済大国の仲間であることは間違いなく僕たちはその恩恵に感謝せねばなりませんね。
そして、アメリカや中国は世界的にも貧富の差が極めて大きい国ではありますが、日本はサラリーマン大国というだけあってアメリカや中国と比べると格差もマイルドな国であります。(それでも格差は大きくなるばかりですが)
やはり、お金持ちになるためにはどこの国に生まれたかもとても重要でしょう。
そういう意味では日本に生まれた僕たちはそれだけでお金持ちになるプラチナチケットをGETできていると言えるでしょう。
お金持ちの次元が違う世界の大富豪
我々日本人はお金持ちになる為には比較的優位な立場いることが分かりました。
それでは、世界のお金持ちがどの次元にいるのかをしっかりと目に焼き付けておきましょう。

【出店】Forbes
もうね、次元が違いますよ。富裕層というか、もはや世界を支配している10人と言っても過言ではありません。
TOP10の資産総額は約80兆円を超えておりますが、このレベルになるともはやどれくらいの規模かイメージをすらつきにくいでしょう。
資産総額ざっくり比較
・日本の税収約67兆円
・日本の国家予算102兆円
・トヨタ自動車時価総額23兆円
・日本のサラリーマン生涯賃金中央値2億円
世界のTOP10人の資産総額は日本の税収をはるか大きく超えており、日本でもっとも時価総額の高いトヨタ自動車の4倍弱であります。
日本のサラリーマンが8万年働いてやっとジェフベゾスに追いつけるレベルでしょうか。
え!?8万年!?
え〜、8万年前というと

クロマニョン人の時代からです。
ちなみに、国際NGOのオックスファムは世界で最も裕福な26人が世界人口のうち所得の低い半数に当たる38億人の総資産と同額の富を握っているとの報告書を提出したそうです。(2019年1月)
まとめ
経済格差は今後さらに加速していくことが予想され、一個人が持つ資産額も世界的に大きくなっています。
特にIT技術の発達により若年層の富裕層化がさらに加速していき、10代20代で世界の富裕層の仲間入りを果たすケースも増えるのではないでしょうか。
上を見るのも大事なことですが、まずはしっかり我々の立ち位置を理解した上で粛々と資産形成をしていくことが富裕層の仲間入りを果たす第一歩と言って良いでしょう。