本記事は、
・株式型クラウドファンディングってぶっちゃけ儲かるの?
・FUNDINNOの案件って優良なの?
・FUNDINNO投資におけるデメリットを知りたい
・投資する前にFUNDINNOの口コミを知りたい
と思っている方にオススメです。
個人投資家でもスタートアップベンチャーに投資ができると投資家界隈で話題の株式型クラウドファンディングですが、その中でも圧倒的な案件実績や唯一のEXIT実績を誇るFUNDINNOのメリットデメリットを解説します。
FUNDDINOとは
サービス名 | FUNDINNO |
投資種類 | 株式投資型クラウドファンディング |
運営会社 | 株式会社日本クラウドキャピタル |
設立 | 2015年11月26日 |
資本金 | 14億1847万9340円 ※2020年6月30日現在 |
最低投資額 | 1口10万円前後 ※案件によって異なる |
最大投資額 | 50万円/1社 |
手数料 | 無し |
キャンセル規定 | 申込日より起算して8日間可能 |
エンジェル税制 | 有り ※案件によって異なる |
FUNDINNOは国内で最も多くの案件数を誇る株式型クラウドファンディングサービスです。

株式型クラウドファンディング投資のメリットやデメリットは以下のリンクで確認しよう。

現在国内に株式型クラウドファンディング事業者は FUNDINNOの他に
・イークラウド
・Compfire angel
・ユニコーン
・GEMSEE Equity
が存在します。
サービス開始ベースでみると、どのサービスも2018年以降にサービスが開始されたものばかりでその多くは2020年に第1号案件も発表しています。FUNDINNOは設立が2015年と国内株式型クラウドファンディングでは最も老舗且つ最大手であり、実績の豊富な株式型クラウドファンディング事業者と言えます。
FUNDINNOへ投資すべき5つメリット
それでは株式型クラウドファンディングの中でもFUNDINNOに投資をするメリットを確認しましょう。
メリット① 案件数がとても多い
FUNDINNOでは設立年が2015年と株式型クラウドファンディングの中でも最も歴史があるだけあって、案件数がとても豊富です。
他の事業者は1案件ごとに発表され、募集が終わると次の案件化までは時間がかかりますが、FUNDINNOは案件がどしどし出てくるので、投資家として選びがいがあります。
累計成約数もすでに100件を超え、成約数も30億超え(2020/9現在)と取引量では名実ともにNo.1のサービスです。
メリット② 国内で唯一のEXIT事例がある
株式型クラウドファンディング自体が国内ではあまり認知度がなく、ベンチャー投資で数倍〜数十倍のリターンが生まれるとはいいながらどの事業者もEXITに至った事例はありません。(2020/9現在)
【国内株式型クラウドファンディングEXIT事例】
①漢方薬研究所(日本初EXIT例)
2017/12募集
リターン1.5倍
②nommoc
2018/6募集
リターン1.5倍
現状国内においての EXIT事例は2件で、どちらもFUNDINNOから出ています。
どちらも2年以内の早期EXITでリターンは1.5倍と投資利回りとしてはまずまずではありますが大型EXITとは言えないでしょう。

未上場株投資はEXITまで少なくても数年、長ければ10年近くかかる場合もあるから事業者や案件は増えてきているものの現状は投資段階でEXITまで至ってるケースはほとんどないんだ。
メリット③ 案件の種類が豊富

FUNDINNOは案件数が豊富なだけではなく案件の種類もとても豊富でベンチャー投資の中でも業種業界を分散させた投資が可能になります。
比率としてはテック系スタートアップ(急成長を狙う企業)が多いのですが、中には医療や教育、農業分野まで幅広い投資案件をカバーしています。
また、ユニコーン企業だけではなく、持続的成長を目的とするゼブラ企業案件もあるため、自身の投資スタイルに沿ったベンチャー投資ができます。
【ユニコーン企業】
時価総額10億ドル以上の未上場企業
・自社の成長が最優先
・事業拡大のために大きなリスクを取る
・急速に時価総額を上昇させながら成長していく
【ゼブラ企業定義】
短期的な急成長は求めず、持続可能な範囲内で成長を求める企業
・自社の成長だけではなく、事業に対して社会的意義を求める
・過度なリスクは取らず、安定的で持続可能な成長を求める
・急激な時価総額の上昇によるメリットではなく、配当や優待でのリターンも勘案
ベンチャー投資は基本的にユニコーン企業の創出をベースとした急激な成長が期待される企業へ投資をすることが一般的ですが、近年ではそれだけではなく社会的意義や持続可能な範囲内での堅実な成長が期待される企業への投資にも注目されています。
メリット④エンジェル税制が利用できる
FUDINOではエンジェル税制が活用できる案件が多いのが特徴です。
【エンジェル税制とは】
個人投資家がベンチャー企業への投資を促進するためにできた制度。ベンチャー企業に投資をした個人投資家は税制上の優遇措置を受けることができる。
FUNDINNOは令和2年6月に中小企業庁による認定少額電子募集取扱業者に認定されており、直近の案件では多くの案件がエンジェル税制の対象となっています。

エンジェル税制については以下のリンクで確認しよう。税制優遇の詳細から、実際に投資をした場合の節税額まで確認できるよ。

メリット⑤ 新株予約権で投資ができる
FUNDINNOでは株式によるベンチャー投資以外に、新株予約権によるベンチャー投資も可能です。(案件による)
新株予約権とは新株予約権は、発行会社に対して行使することにより当該発行会社の株式の交付を受けることができる権利をいい、一般に、あらかじめ決められた期間(権利行使期間)内にその権利を行使することにより、その会社の株式を一定の価額(転換価額)で取得することができます。
【引用元】FUNDINNO HP
※ 新株予約権は株式を取得する権利で、株式ではありません。株主総会には出席できず、配当金は支払われません。
FUNDINNO型新株予約権は行使期限が7年と決まっており、それまでにIPOやM&A、解散などが発生せずに最終行使期限の1ヶ月前に至った場合に権利行使が可能になります、
投資先企業が次のラウンドで1億円以上の資金調達を実施した場合に投資先企業の時価を勘案して、株数や転換価額が決まります。
このFUDINNO型新株予約権ではEXITの場合には優先的に投資家に金銭or株式が分配されるメリットがあります。
FUNDINNOへの投資におけるデメリットとは
デメリット① 流動性が限りなく低い
FUNDINNOだけに言えることではなく、株式型クラウドファンディング全般に言えることですが、ベンチャー投資(未上場株投資)はセカンダリーマーケットが存在せず、相対取引のみで行われるため数ある投資の中でも極めて換金性が悪い投資になります。
EXIT事例では2年前後でのEXITも存在しますが、多くはEXITまで5〜10年ほどかかるケースの方が多いです。
デメリット② 倒産案件もある
FUNDINNOは案件量が多いので国内唯一のEXIIT事例を持ちながら、逆に倒産案件もあります。
倒産案件①【プレスサービス】
業種:マーケティング系テクノロジー開発
原因:FUNDINNOで2回目の資金調達ができず
倒産案件②【ユニボット】
業種:ペッパーを活用したロボット開発
原因:資金ショート
倒産案件③【建設テックラボ】
業種:建築系プラットフォーム開発
原因:VCから資金調達できず
100社以上の案件を保有しながら2020/9現在の倒産案件は3社なので、ベンチャー投資の中では決して多いわけではありませんが、今後案件が増えれば増えるほどこのような倒産案件も増えていきます。

ベンチャー投資では一定数の倒産案件に合うのは普通だと思って投資をしよう。ダメージを小さくするためには、1件あたりの少額投資・複数案件投資が必須だよ。
デメリット③資金回収ができない場合の方が多い
ベンチャー投資は一般的にリスクが高い投資分野に分類され、その中でもシード・アーリーステージ(創業間もないスタートアップ企業)に投資をする株式型クラウドファンディングは大きなリスクが伴います。
投資先の多くからは資金回収をすることができず、複数の企業に投資をする中で1社〜2社が数十倍のリターンを生み、その他の損失分+リターンを生み出すような投資手法であることを押さえて起きましょう。

仮にベンチャー投資のプロであるベンチャーキャピタルが20社に投資したとしたら、感覚値として10社は資金回収ができず、7〜8社で元本+α程度を回収、1~2社で数十倍ものリターンを出して全体のリターンがプラスに収束するイメージだよ。
FUNDINNOの評判
FUNDINNOは株式型クラウドファンディング事業者最大手だけあって評判は上々のようですね。初めて投資をする方はFUNDINNOから始めると事業者リスクを極力排除することができそうです
投資家登録までの流れ
STEP.1 メールアドレス登録
まずはメールアドレスを登録します。

STEP.2 重要事項確認
返信されたメール内のアドレスをクリックすると登録画面に移ります。重要事項を確認して次へ行きましょう。

STEP3. 適合性確認
適合性を確認しましょう。入力内容によっては不適合と判断される場合もあるようなので、しっかりと吟味して意向に相違が無いように入力しましょう。

STEP4.投資家情報登録
住所や氏名を入力しましょう。

STEP5.各種届出の確認、本人確認書類提出

外国Peps等に該当しないことを確認し、本人確認書類をアップロードすれば完了です。
まとめ
2020年現在、株式型クラウドファンディング事業者は着実に増えてきており、全体として案件数も増えている状況です。
しかし、先行者であるFUNDINNOはすでに他社の追随を許さないほど多くの案件や実績を持っているため事業者としても最も安心できるサービスと言えます。
株式型クラウドファンディングへの投資が初めて方はまずはFUNDINNOでの投資をお勧めします。

その他の事業者は以下のリンクで確認してみよう!

