こんにちはっ!外資系バンカーのマッケイです。
以前よりマッケイは「つみたてNISA×iDeCo」の組み合わせが資産運用界最強であるとお伝えしていることはご存知の方も多いでしょう。
特につみたてNISAは、20代〜40代くらいまででであれば多少無理してでも行う価値のある全方位型運用と言ってもいいと思っております。

それに対して、iDeCoに関しては実はつみたてNISAのように全方位型とは言えないんですね。
50%以上の人はやってもいいですが、それ以外の人にとっては
ぶっちゃけ微妙?
とも言える制度であります。
そこで今回は、この微妙な部類に入る方々の特徴をまとめてみます。
iDeCoの基礎知識がある前提での記事になるので、基礎知識のない方はコチラの記事で勉強してくださいね。

それでは、いきましょう!
【iDeCo微妙組その①】資産が目減りすることを許容できない
これはもうどうにもなりませんねwww
iDeCoどころかつみたてNISAすら不可能ですwww

ねぇ、マッケイ。iDeCoでも資産減らさない方法ってあったんじゃなかったけ?

よく覚えてたね。例えば、定期預金とか年金積立商品なんかはそれに当たるよね。

それやればいいんじゃないの?

確かに、単純に節税という意味ではそれもありだよ。だけど、、、
ここで、iDeCoの特徴をおさらいしましょう。
掛け金が全額所得控除になる面は良しとして、定期預金や年金積立商品にしてしまうと③の運用益非課税メリットがほぼ受け取れません。
そりゃそうですよね。
リターンが少なすぎるからです。
事実上、iDeCoのメリットを最大限に生かすにはいかに③のメリットを生かし切るかがとても重要であり、生かし切るためには相応のリスクを取らなければ意味がないのです。
【iDeCo微妙組その②】収入がないorかなり少ない
先ほどのメリット③はiDeCo以外にもありますよね?
そうです、NISA(つみたてNISA)ですね。
運用益非課税を狙うのであれば、別にiDeCoでなくてもつみたてNISAで十分なわけです。
つみたてNISAであれば管理料もかからないし、人によっては積立額も大きいし、何よりいつでも現金化できます。

収入のないor少ないっていうと、専業主婦(夫)さんとかを想定すればいい?

そうだね、収入が少ないとiDeCoならではの絶大メリットである①が利用できないんだ。だって、節税する税金自体がないんだからね。

そっか、確かに①のメリットがないってことは、つみたてNISAで代用もできちゃうわけね。

その通り!つみたてNISAであれば、費用もかからないし、現金化しやすいしね。
専業主婦(夫)の方であれば、加入する前に「iDeCoでなければいけないのか?」を必ず確認しましょう。
以前に「主婦iDeCo論争」と題して、主婦(夫)はiDeCoに入るべきかどうかを論じてますので、参考にしてください。

【iDeCo微妙組その③】現金化しやすい状態を好む
これは、iDeCoの最大のデメリットを許容できない方ですね。
iDeCo最大のデメリットとは、
60歳まで絶対に、何があっても引き出せない!!
ってとこでしたね。
大事な大事なお金達に懲役20年30年の刑を言い渡すようなもんです。
そのためiDeCoこそ、老後資金のための超余裕資金でやらねばいけません。
運用の世界で30年前を想像してみると、運用手法や運用先等全く違いますよね。
資産運用というものはその時の経済情勢や政治動向によって旬な運用というものがあるのです。
それなりに運用知識のある方であれば、このような「流動性リスク」を最も嫌う方も多いはずです。
したがって、流動性を気にする方は取り組むのをやめましょう。
【iDeCo微妙組その④】運用知識が全くない
iDeCoは運用初心者でも理解しやすいような商品設計になっており、証券会社での口座開設から銘柄選定、買付まではそこまで難しい作業ではありません。
ただ、最低限の運用知識は必要になります。
特に銘柄選定時には、証券会社によりますが約80種類前後の商品群からリスク許容度に応じて選定しなければならず、「株式」「債券」「バランス」等、初心者にとっては何がいいかもよくわからないでしょう。
もちろん運用知識は調べればいくらでも蓄えることができるし、実際に運用して利益や損失を出した方が人間はるかに学べるので問題ないですが、そもそも資産運用に興味がないとなると、少しキツいかも知れません。
【iDeCo微妙組その⑸】資産運用にコストを掛けたくない
iDeCoのデメリットの一つに、
口座管理料がかかる
というものがありました。
「コストは最安で、初期手数料:2,829円 月間コスト:171円」というのは前にお伝えしましたね。
特に毎月かかる口座管理料はiDeCoに加入したら最後、払込をやめてもずっと払い続けなればいけません。
これはつまり、
・定期預金等の元本確保型商品ではコスト割れする可能性がある
・積立金額が少ないうちに払込停止をした場合はコスト割れする可能性がある
ことを意味します。
長期運用において支払うコストには最も気を払わなければいけないというのがマッケイの考えですが、少額であっても余分なコストをかけたくないと思う方はやめましょう。
iDeCo微妙組に該当しない場合
上記の特徴に該当しなかった方はiDeCoの運用メリットを最大限に手にすることのできる方であり、iDeCoへの加入を前向きに検討してみましょう。
その際の証券会社選びのポイントは
・充実したサポートがあるか
・信託報酬の安い投資信託を数多く揃えているか
・信頼できる大手証券会社か
・口座管理コストは安いか
を見極めた上で、選択しましょう。
そこで今回は、不動の人気ネット証券である楽天証券を今回紹介します。
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